25歳独身女性派遣社員のセフレの作り方

「なあ、セフレの作り方教えてくれないか?」 彼氏から突然意外な頼み事をされた。
「は?なんであたしがあんたにセフレの作り方を教えなきゃいけないわけ?」 セフレの作り方だなんて全く意外な内容にびっくりして声が上ずってしまった。
「いやね、友達に聞かれたのさ。
セフレ作りたいんだって。
けどどこからはじめていいのかわからないから教えてくれって。
そんなこと言われたっておれもわかるわけないじゃん?セフレの作り方なんてさ。
だから、お前なら知っているかなーと思って聞いてみた」 「そんなの、あたしだってわかるわけないじゃん。
もっと別な人に聞いてみたらどう?女好きの西野先輩とか、鶴見くんとかさ」 彼はあたしのほうを向こうとしなかった。
そしてそのままの体勢で話を続けた。
「あれ?そうなの?いやーお前が一番詳しいと思ったんだよ。
さすがに西野先輩には聞きづらくってさ」 あたしは少し胸が苦しくなってきた。
彼はさらに続けた。
「お前、西野先輩のセフレだったんだろ?」 彼の表情はもはや見ることは出来なかった。
確かにあたしは彼と付き合う以前に西野先輩のセフレをしてた時期がある。
けれども、それは付き合う前のことだし、それに何で彼がそのことを知っているのか。
このことは誰も知らないはずなのに。
だんだんと頭がクラクラしてきた。
「この話、先輩に聞いたんだよ。
半信半疑だったけど、まさか本当だったんだな。
さすがにショックだ」 「違うよ、全然違う」 あたしはここから巻き返すための言い訳をあれこれ考えて、反論に出ようとした。
絶対認めてやらない、その決意だけは固かった。